ドラえもん のび太の恐竜(1980)
「失敗してもいい。あたたか~い目で見守ってやろう」
おすすめ度・・・★★★★★
みなさんこれ聞きました?
ドラえもん大みそかSPは過去最長36.5時間 歴代スペシャルを一挙放送
TVアニメ『ドラえもん』の大晦日スペシャルが12月30日(日)から31日(月)にかけてCSテレ朝チャンネルで放送される。
毎年恒例のプログラムだが、今回は過去最長の放送時間。1980年から放送を開始した歴代の「大みそかSP」を36.5時間にわたって一挙放送する。
30日朝4時から31日10時まではテレ朝チャンネル2で、ドラえもんの声を大山のぶ代さんが担当していた時代のスペシャルを放送。
ドラえもんが36時間!?
大みそかスペシャルは最大でも3時間がデフォだったのに!?
しかも大山のぶ代・・・だと!?
これは大変だ。
(自称)ドラえもんマニアである筆者が黙っていられるはずがない!!記念に何かしなければ。
というわけでしばらくは歴代のドラえもん映画(もちろんのぶ代verも含む)をどんどんレビューしていくことにする。
ただし飽き性なので続くかどうかの保証はできないことを先に断っておく。
予告
あらすじ
「ドラえもん」劇場用作品第1弾。脚本を原作者の藤子不二雄本人と、松岡清治が担当。作画監督は本多敏行、監督は福富博。恐竜を発掘してみせると宣言したのび太は、なんとか恐竜の化石らしきものを見つける。ドラえもんのひみつ道具“タイムふろしき”で包んで1億年前の姿に戻してみると、それは恐竜の卵だった。それからのび太は毎日、卵を温め続けて孵し、生まれた恐竜を“ピー助”と名付ける。だが、このピー助を狙って未来から恐竜ハンターがやってきた。ふたりはピー助を守ろうと、元の恐竜時代に帰してあげることに。ところが、時代は合っていたものの、間違った大陸にピー助を置いてきてしまったため、再びピー助を助けに行くハメに。が、恐竜時代でタイムマシンが壊れてしまって過去から戻れなくなってしまう。ドラえもんとのび太たちは恐竜たちのいる中をタケコプターで日本へと向かうが…。
映画.com
感想
記念すべき大山のぶ代第一作劇場版「ドラえもん のび太の恐竜」。
懐かしすぎる。ビデオ持ってた。のちにリメイクされていたが見比べると随分違っていることに気づく。
筆者はバリバリの大山のぶ代世代だからかドラえもんはこの頃の優しい雰囲気の方が好きだな。
わさび版ドラえもんのテンポのいいガチャガチャ具合もいいけど
こっちのセル画でのんびりタッチの方が本来のドラえもんの雰囲気に合ってると思うわ。
<以下面倒なので詳しい感想は箇条書きに>
・OPが懐かしすぎる
・しずちゃんが70年代の顔。誰だこれ。
・フタバスズキリュウは恐竜じゃないのに「恐竜」と言及されてたりティラノサウルスが直立二足歩行だったりと色々情報が古いw恐竜の学説って変わりやすいものだから仕方ないね。
・のぶ代版ドラえもんの最初期のちょっとかすれた声好きだわーー
・のび太の「恐竜」に選ばれたのはフタバスズキリュウが日本産なのと実際に子供が発見した生物だからなのかな。
・ピー助の声、よく聞いたら昔のドラミちゃんの声じゃん。全然気づかなかった。
・のび太の動物に好かれる性格っていいよなぁ。
・飼えなくなったペットは捨てる…人間のエゴ全開ですねえ…
・鼻でスパゲッティ来たーー
・スネ夫の知識レベルってどう考えても小学生レベルじゃないよね。
・もとの世界に戻れないって言ってるがタイムふろしきでタイムマシン直しゃいいんじゃないの(禁句)
・大杉久美子版「ドラえもんのうた」キタ━━━(゚∀゚)━━━!!!
・ジャイアンとスネ夫の絡みがかわいい。
・このティラノサウルス、ゴジラにしか見えない。
・キャンピングカプセル欲しい
・しずかちゃんのヌードシーンキタ━━━(゚∀゚)━━━!!!
・プテラノドンに襲われるシーンがあるが実際のプテラノドンはあまり狂暴でなかったことが分かったためリメイク版ではこのシーンはケツァルコアトルスに差し替えられてた。
・のび太のピー助を狙うハンターどもは恐竜を捕まえペットとして未来人に売り飛ばし金儲けのためなら歴史改変も辞さないというとんでもない悪人である。
なお↓
・ピー助を悪者の手に渡して元の世界に帰してもらうかどうするかの話し合い時、ジャイアンの立ち位置が原作と劇場版で違う。
「俺は歩く!のび太と一緒にな!」
なぜ映画版ではカットしたし・・・
・悪役の声優(俳優)、豪華すぎない?
・敵のアジトの罠が凝ってて当時見てた時ワクワクした。
・ピー助とのび太の別れはこれくらいあっさりしてる方が感動できる。
・ジャイ「スネ夫、宿題見せてくれよな」スネ「いいとも。生死を共にした仲じゃないか」このやりとりなんかワロタ
・ピー助は無事元の世界に戻りリア充となって幸せに暮らしましたとさ。めでたしめでたし。
総評
EDの「ポケットの中に」はほんと名曲。
のび太の恐竜はドラえもんの映画の中でもシンプルで見やすいのでドラ初心者におすすめの作品。
40年近く前の作品なので演出とか声とかいろいろ古いが大人になった今でも十分楽しめる。
やっぱり「のび太の恐竜」は永遠の名作!!!
原作はこっち↓
↓DVDはこっち
飛び出せスウィートイグニッション「岡山編」岩田光央&鈴村健一(2006)
今回は超超個人的趣向のDVDの感想を書く。
ラジオ大阪とラジオ日本にて好評オンエア中の「飛び出せ!スウィートイグニッション」の番組特製DVD。当番組のパーソナリティである人気声優・岩田光央、鈴村健一がスタジオから飛び出して日本各地の名所珍所を訪ねる。
鈴村氏はヒカルの碁の伊角さんとかおそ松さんのイヤミ、岩田氏はAKIRAの主人公やワンピースのイワンコフの声をやってる有名な声優だ。(筆者はアニメに疎いので声優業の方はあまり知らないが)
筆者はラジオでたまたま二人のことを知って以来、スウィートイグニッションのファンになった。
スピンオフのDVDを買うくらいに好きだったが最近は全くラジオも聴かなくなってしまった。このdvdを見ていると無性にまたラジオを聴きたくなったのでリスナー復活しようかな。
飛び出せ!スウィートイグニッション The Motion Picture [DVD]
感想
「岡山の桃全種見つけよう!」という企画遂行のため岡山を訪れた岩田氏と鈴村氏だったが地元の人に「桃の季節は終わった」と教えられ早くも企画倒れに。途方にくれるスタッフに岩田氏はある提案をした。
「(鈴村氏は昔岡山に住んでいたことがあるので)鈴村氏の故郷を見に行かないか?」
そんなわけで急遽鈴村氏のふるさと当新田に向かうことになった。
だが、鈴村氏が岡山に住んでいたのは遠い昔のこと。頼りになるのは彼の記憶だけ。果たして二人は故郷にたどりつけるのか?
~ひとこと~
小さいころ通ってた学校を見つけてはしゃぐ鈴村氏が少年のようで微笑ましかった。
懐かしさにテンションが上がるのは非常にわかる。
また岩田氏が鈴村氏のために桃のデコレーションケーキを作るシーンがあるのだがこの飾り付けが地味に上手い。
筆者も節目節目にケーキを焼くが、なかなかここまで上手にできない。
やはり芸達者な人なんだなと感心した。
後半は鷲羽山ランドで誕生日祝ったりバンジージャンプしたりと盛りだくさん。
正直なところ、二人とも見た目が特別華やかなわけでもないので、知らない人からしたらただオッチャン2人がうだうだ旅してくっちゃべってるだけの何の得もないDVDかもしれんが(笑)
トークが上手で飽きないし二人の仲の良さと朗らかな性格が見られて癒される。
スウィートイグニッションを聞いたことがある人や鈴村健一氏及び岩田光央氏のファンにはぜひおすすめのDVD。
聞いたことない人は一度聞いてみてほしい。食べ物の話ばっかしてた記憶があるけど笑
スウィートイグニッション公式ホームページ
【飛び出せスウィートイグニッション「岡山編」岩田光央&鈴村健一】
sing(2016)
SING/シング[AmazonDVDコレクション] [Blu-ray]
おすすめ…★★★☆☆
ジャンル…コメディ
予告
監督
ガース・ジェニングス
製作
クリス・メレダンドリ
ジャネット・ヒーリー
キャスト(声の出演)
マシュー・マコノヒーバスター・ムーン
リース・ウィザースプーンロジータ
セス・マクファーレンマイク
スカーレット・ヨハンソンアッシュ
ジョン・C・ライリーエディ
あらすじ
「ミニオンズ」「ペット」などのヒット作を手がけるイルミネーション・スタジオによる長編アニメーション。人間世界とよく似た、動物だけが暮らす世界。コアラのバスターが劇場支配人を務める劇場は、かつての栄光は過去のものとなり、取り壊し寸前の状況にあった。バスターは劇場の再起を賭け、世界最高の歌のオーディションの開催を企画する。
映画.com
感想
スイングガールズみたいな話。
評判が良かったので視聴。
内村光良、MISIA、スキマスイッチに長澤まさみなどなかなかカオスな配役。
歌手や芸人を当てていた他のキャラクターたちも違和感がないくらいに上手かった。
MISIAが出演してたのには驚いた。全然わからなかった。
有名な洋楽がたくさん出てくるので特に音楽好きならおすすめ。
きゃりーぱみゅぱみゅがかかったときはびびったわ。
筆者の好きなビヨンセの「Crazy In Love」やエルトンジョンの「I'm Still Standing」聞けて満足。
今回は吹替で視聴したが、字幕版と聞き比べてみるとより一層楽しめそう。
【sing】
【新作】ファンタスティックビーストと黒い魔法使いの誕生(2018)
おすすめ度…★★★★★
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あらすじ
大ヒットファンタジー「ハリー・ポッター」シリーズの原作者J・K・ローリングが自ら脚本を担当し、同シリーズと同じ魔法ワールドを舞台に、魔法動物学者ニュート・スキャマンダーの冒険を描いた「ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅」から続く物語。
アメリカからイギリスに戻ってきたニュートは、アメリカ合衆国魔法議会が捕らえた強大な魔法使いグリンデルバルドが逃げ出したことを知る。恩師のダンブルドアから特命を受け、パリに向かったニュートは、仲間の魔法生物たちとともにグリンデンバルドの行方を追う。
前作に続きデビッド・イェーツ監督がメガホンをとり、ニュート役の主演エディ・レッドメインほかメインキャストが続投。若き日のダンブルドア役をジュード・ロウが演じる。
映画.com
感想
ひとこと。
ファンタスティック言う割に作風暗すぎない?
前作は沢山の魔法の動物や呪文が出てきてまさにファンタスティックな世界〜って感じの世界観だったけど
今作はシリアス風味でダークファンタジーに分類されると思う。魔法政界とそれを脅かす敵対勢力との抗争がメインでハリーポッター よりは大人向けの作品。舞台が前作のアメリカからロンドン、パリになっていてより一層華やかに!
あと悪役のオッサンかっけえな誰だ?と最後のエンドクレジット見たらジョニーデップだった。びっくりした全然気づかなかった…。やっぱりこの人格が違うというか魅惑のオーラがあるわ。
ファンタスティックビーストはハリーポッターのスピンオフみたいな位置付けみたいだけど
筆者は個人的にファンビ派である。
見た人なら分かると思うがハリポタとファンビの主人公の性格は正反対だ。
ハリーは積極的で勇敢だけど自分勝手な所もあるタイプ、
ニュートは消極的で内省型だ。
このハリーの性格が陰キャな筆者に合わなくて、
ハリーがでしゃばるたび余計なことすんなよ不満が積もりしまいには
ムッキー!!イライラするこのガキャー!!!
と心がざわざわして映画を楽しむどころではなかったことがあった。(映画自体は好きで全作視聴済みである)
一方でニュートは猫背気味で内気気味なコミュ障青年だ。
握手!!!
女の子に気の利いたこと言えないし口下手だけど
誠実だし有能だし自分の力を誇示しないし動物に好かれるし怪物のような魔法生物のことも差別しないで心通わせることのできるジェントルマンである。
結婚するなら絶対ニュートがおすすめだ。
話が逸れたので戻して (ノ゚д゚)ノ 彡
今作ではダンブルドアの若い頃の姿が見られる。イケメンじゃないか!この頃から飄々とした人柄がうかがえる。ついでにマクゴナガル先生の麗しき姿も。
ハリーポッターより前の世界にも関わらず(主人公たちが有能すぎるせいか)魔法のレベルが高すぎ!!そりゃダンブルドアレベルの魔法使いがゴロゴロいた時代だもんな。
前回は杖無しでひょいひょいっと呪文唱える姿が超かっけええ!!と興奮したものだ。
(今作もそんなシーンあったっけ?忘れた)
「ファンタスティックビースト」と釘打ってるだけあり魔法動物の種類が増えている。イギリス仕込みの架空動物のみならず中国の◯◯や日本の◯◯も登場…!?が、あくまで「ファンタスティックビースト使い」が主人公なので期待するほどは映画に出てこない。
ラストは続きに含みを持たせつつナ、ナンダッテー!!オチで完。次回作は必ずあるだろう。
パリの美しさといい魔法の映像美といい
全体的に前作よりものすごーーくパワーアップした作品となっているので必見!!
今すぐ映画館へGOε=ε=ε=ε=(o・・)o
前作はこちら↓
Xファイル(2016)
「モルダー、あなた疲れすぎてる」
X-ファイル 2016 ブルーレイBOX [Blu-ray]
おすすめ度…★★★★☆
ジャンル…SF
予告
フォックス・モルダー…デイビッド・ドゥカブニー(小杉十郎太/風間杜夫)
ダナ・スカリー…ジリアン・アンダーソン(相沢恵子/戸田恵子)
ウォルター・スキナー…ミッチ・ピレッジ(島香 裕)
あらすじ
“X-ファイル”とは、政府が隠蔽する科学では説明のつかない未解決事件を綴った謎のファイル。ふたりのFBI捜査官、モルダーとスカリーがX-ファイル捜査のため、UFO、異星人、オカルト、未確認生物、都市伝説が絡む超常現象に立ち向かう。
独創的な世界観やストーリーの面白さ、そして映像のクオリティが絶賛され、数多くの賞に輝いたシリーズが14年ぶりにTVシリーズとして完全復活。全米No.1視聴率獲得&世界最高視聴率記録樹立。人気健在を証明した傑作。
感想
各話の感想
当時のレギュラー全員が存命で同じキャストが登場している。
昔のTVシリーズを見ていた人ならそれだけでうれしいだろう。
第1話「闘争 Part1」
ストーリー
保守派の陰謀論者タッド・オマリーがモルダーとスカリーに協力を求めた。2人は
宇宙人に誘拐されたことのあるという女性を訪ねる。
ひとこと
序盤から巨大な宇宙船が落ちてきて中から変な宇宙人が出てくる。
いいね、やっぱりXファイルはこうでなくっちゃ!
モルダーのヤバい人ぶりもスカリーの苦労人ぶりも健在だ。
ただ二人とも最後の映画(『X-ファイル: 真実を求めて』(2008年))の頃よりも随分老けてしまっていた。
第2話「変異」
ストーリー
遺伝子研究の博士は他人には聞こえない謎の音を聞いて自殺。被害者の手の平には「創始者の変異」と書かれていた。モルダーとスカリーは遺伝子疾患による形態異常の子供たちを収容している病院へ調査に向かう。
ひとこと
スカリーとモルダーの子供が出てくる。
第3話「トカゲ男の憂鬱」
ストーリー
「このまま未確認生命体のことばかり考える人生でいいのか…」と悩むモルダー。そんな時、動物管理職員が怪物に襲われる事件が発生する。
ひとこと
ギャグ回。突然モルダーが「いつまでも怪物を追いかけてるのはどうかと思うよ」と言い出した。気は確かか!?
iPhoneを使いこなせてないモルダーがかわいい。
それにしてもこのトカゲ男風貌 ウルトラマンで似たようなの見たぞ。
第4回「バンドエイド・ノーズ・マン」
ストーリー
ホームレスの強制収容計画を進める住宅都市開発の職員が惨殺された。モルダーとスカリーは捜査を始めるが、その時病院からスカリーの母親が危篤状態との連絡が入った。
ひとこと
スカリーの母親が登場。
まだ存命だったんか…確かXファイル序盤でもスカリーのお母さん出てたよね。
俳優はさすがに変わってるかなと調べてみたら続投だった。(マジかよ・・・)
シーラ・ラーケンという方らしい。
それにしてもモルダーとスカリー並んで座ってたら熟年夫婦にしか見えない。まあ似たようなものか。
第5回「バビロン」
ストーリー
美術館で自爆テロ発生。瀕死の爆弾犯から情報を聞き出し連続テロを防ごうと担当捜査官ミラーはモルダーに援助を求める。
ひとこと
モルダー&スカリーとミラー&アインシュタインコンビが対称となっている。
アインシュタインのようなキツくてプライドの高い女が筆者は苦手だ。
モルダーがついにヤク(偽)を始めてしまう。
第6回「闘争 Part2」
ストーリー
動画ニュースサイトの管理人タッド・オマリーが異星人のDNAに関する陰謀を告発した後モルダーが失踪。病院では謎の感染症の患者が現れはじめる。治療法を探るスカリーとアインシュタインのもとにある電話がかかってくる。
ひとこと
第1話の続き。いきなり人類滅亡の危機に。いや、展開早すぎるわ。
いつもぶっ飛んでるけど今回はぶっ飛びすぎ。
総評
日本で言う古畑任三郎をもっと規模を大きくしたオカルトドラマ。2016年版は全6話。
親や祖母が好きで小学校の時に初めて見て以来ファンであるアメリカドラマ『Xファイル』。
そんな思い出深いドラマであるがまさかの15年ぶりにXファイルのTVシリーズが再稼働した。相変わらずギャグとシリアスのメリハリがついていて飽きずに楽しめる。
Xファイル自体を見たことのない人は序章から見てみることをおすすめする。(第一話は無料)
次回作「Xファイル2018」も発売されているのでそちらも期待!!
ファインディング・ドリー(2016)
「一番素敵なことは偶然起きるの」
ファインディング・ドリー MovieNEX [ブルーレイ+DVD+デジタルコピー(クラウド対応)+MovieNEXワールド] [Blu-ray]
おすすめ度…★★★★☆
ジャンル…コメディ、アドベンチャー
予告
あらすじ
ピクサー・アニメーション・スタジオの大ヒット作「ファインディング・ニモ」の13年ぶりとなる続編。
カクレクマノミのマーリンが、ナンヨウハギのドリーと共に愛する息子のニモを人間の世界から救出した冒険から1年。3匹は平穏な日々を過ごしていたが、ある晩、ドリーは忘れていた両親との思い出を夢に見る。昔のことはおろか、ついさっき起きたことも忘れてしまう忘れん坊のドリーだが、この夢をきっかけに、忘れてしまったはずの両親を探すことを決意。「カリフォルニア州モロ・ベイの宝石」という唯一の手がかりから、人間たちが海の生物を保護している施設・海洋生物研究所に、両親やドリーの出生の秘密があるとを突き止めるが……。
映画.com
感想
何この重いストーリーは…。
今作ではファインディングニモの頃から少し変わってたドリーの性質(忘れん坊キャラ)について言及される。
ドリーの性質といえば
状況が読めない
空気が読めない
長期記憶ができない短期記憶ができない
だが、特に記憶力の悪さが顕著である。
ぶっちゃけ人間の世界だとドリーは発達障害に分類されるだろう。
自身の性質の為「(迷惑かけて)ごめんなさい」が口癖になっているドリーや彼女が寝静まったところに両親が「あの子一人で生きていけるのかしら」と泣く場面で胸が痛んだ。
それでも明るく前向きに生きるドリーや手を差し伸べる仲間たちに癒される。
ドリーの他にも、ファインディングドリーに出てくるキャラクターはそれぞれハンデを持っている。
ジンベイザメのデスティニーは視力が弱くて上手く泳げなかったり、シロイルカのベイリーは頭をぶつけたせいで特殊能力がなくなってしまったと思い込んでいたりタコのハンクは足が7本しか無くて外の世界が怖いと引きこもっていたり。
それでも、みんなと違うからと決して仲間はずれにしてバカにせずそれぞれの性質を「個性の一つ」として捉える映画製作者側とキャラクターのスタンスによってテーマの重さが緩和されている。
やっぱり周りの支援や理解が本当に大事なんだな…。難しいことだけれどもね。。
昨今では大人のADHDやら自閉症やら問題になってるが
当事者もそうでない人も障害と向き合うきっかけになるような作品。
エンターテイメントの面で言えばタコのハンクがかっこいい。ってかチートキャラすぎ。
ドリーのお父さんのビジュアルがハゲおやじみたいで笑った。さすがディズニーは動物キャラのデザインがうまい。
シックス・デイ(2000)
「みんな死ねい!」
おすすめ度…★★★☆☆
ジャンル…SF、アクション
予告
監督
ロジャー・スポティスウッド
脚本
コーマック・ウィバリー
マリアンヌ・ウィバリー
アダム・ギブソン
キャスト
アーノルド・シュワルツェネッガー
トニー・ゴールドウィン
ロバート・デュバル
マイケル・ラパポート
マイケル・ルーカー
あらすじ
2010年。生命科学の進歩はクローン人間を作り出すことをも可能にしていた。ただし、実際には法律で禁じられた行為であった。神による人類創造にちなんだ“6d法”によって。チャーター・ヘリのパイロット、アダム・ギブソンはある日、家に戻るとそこにはもうひとりの自分がいた。それはアダムのクローンだった。そしてその時、驚いているアダム自身を謎の4人組が襲撃してきた……。A・シュワルツネッガー主演によるクローン人間を巡る陰謀を描いたSFアクション。
allcinema ONLINE
感想
みんな大好きシュワちゃん映画。
舞台は2010年、近未来(笑)社会らしいけど2010年を十に過ぎた現在でも、もちろんクローン動物の一般普及はされてない。(裏では知らん)
ダブルシュワルツェネッガーのタッグが見れる貴重な作品。
この映画イチオシ
未来世界の高性能人形シンディー
コイツ、チャッキーよりはるかに怖くね?
自分のドッペルゲンガーを見ると死ぬと言われているが、もしかしたら政府が一方を始末しているのかもしれない…?
「死」が軽くなると「命」も軽くなる。
「リペット」と言って、死んだペットを簡単によみがえらせられる世の中では「死んだらクローンすればいい」と、無くなったら作ればいいという考えが横行すると映画のような世界になるのだろうか。
亡くなった妻をクローンしたがクローンはもともと短命で妻から「もう生き返らせないで」と言われ、クローンから身を引くことを決心した博士とラストがこの映画の感動するところ。
この博士を主人公にして映画一本作れそう。
ちなみに、左目の下のイボの数でクローンされた回数がわかるぞ!
【シックス・デイ】