フライトプラン(2005)
おすすめ度…★★★★☆
ジャンル…サスペンス、スリラー
予告
監督
ロベルト・シュヴェンケ
脚本
ピーター・A・ダウリング
ビリー・レイ
あらすじ
高度一万メートルの密室で繰り広げられる、恐怖のサスペンス・アクション。映画主演は3年ぶりとなるオスカー女優ジョディ・フォスターが、突然娘を奪われた母親にふんし正体不明の敵に立ち向かう。監督のロベルト・シュヴェンケは、本作でハリウッドデビューを飾るドイツ期待の新星だ。あまりに臨場感のあるリアルな設定に、客室乗務員協会(AFA)が映画のボイコットを呼びかけたほど。ジョディ・フォスターの鬼気迫る演技は必見。 シネマトゥデイ引用
感想
飛行機に最後に乗ったのはいつだったけ…。今は映画見放題ゲームもし放題と聞いた。
この映画、主要人物に悪役俳優ばっか当てられてて最初から不穏な空気が流れている。
映画の概要欄に「航空機のあまりに臨場感のあるリアルな設定」とあるけれどそれにしては子供が誘拐されたと母親が訴え始めた時の客室乗務員の対応がありえないほどの塩対応…w「は?そのうち見つかるでしょ」みたいな。いや、ほかの乗客を不安にさせないためなのと主人公の態度が明らかにヤバい人なんで意図的に冷静な対応してるのかもしれんがそれにしても不愛想で適当で態度が悪いw
この辺はお国柄だな~と感じた。日本は逆に客に対して丁寧すぎるんだよな。
そして例の事件の起こった数年後の作品だからかイスラム人の扱いがいじめレベルにひどい。しかもその後のフォローなし。今やったら問題になるだろう。
子供の目撃者が何故いなかったのか、誰にも見られず飛行機内に子供を隠すことなんて不可能でないのか、犯人の犯行計画がずさん、潔白でもあの母親は刑務所送りだろう…と突っ込みどころやご都合主義が多数散見される。
爆発オチなんて嫌いyo!!><
それでも犯人との命がけの鬼ごっこはハラハラしたし先が予測できない臨場感もあった。
ラストはすっきりとして「ま、いいか」という気分になる。
世間ではあまり評判が良くないではあるものの(その理由もわかるけど)、個人的にはお気に入り映画。
崇高なストーリーを期待するのではなく、火サスとして見れば十分面白い。
【フライトプラン】